早田ひな・石田卓球クラブが分裂?寮完備で炭酸禁止・昼寝は推奨‼パリ五輪

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パリオリンピック卓球日本代表の早田ひな選手は、金メダル候補筆頭として名前があがる日本卓球界のエースです。

福岡県北九州市出身の早田ひな選手が卓球を始めたのは4歳の時、地元の「石田卓球クラブ」がスタート地点でした。

今回は早田ひな選手を育てた「石田卓球クラブ」について調べていると「石田卓球・分裂」というワードが出てきました。

早田ひな選手が通っていた石田卓球クラブは分裂してしまったのでしょうか?

目次

石田卓球クラブが分裂!?早田ひなの原点が危機!?

パリオリンピックで活躍が期待される卓球の早田ひな選手。

実力もさることながら、かわいいビジュアルでも大人気です。

早田ひな選手が卓球を始めるきっかけとなったのが石田卓球クラブでした。

石田卓球クラブについて調べていたら「石田卓球クラブ・分裂」というキーワードが出現!

どういうことなの!?
早田ひな選手の通った卓球クラブが分裂の危機!?

びっくりしたので調べてみました。

石田卓球クラブは分裂していない!

結論から言うと、石田卓球クラブは分裂していませんでした。

なぜ「石田卓球・分裂」という言葉で検索されているのかというと、福岡県中間市で誕生した石田卓球クラブが北九州市にも卓球クラブを作ったことが原因だと思われます。

北九州に作った石田卓球クラブの「分校」的なクラブは、「石田卓球N+」という名前で運営されているため、まったくの別組織で内部分裂したかのような印象を与えているのかと・・・

ちなみに早田ひな選手は実家が北九州で、最初に通った卓球クラブは「石田卓球N+」です。

早田ひなは石田卓球クラブ(石田卓球N+)出身

早田ひなが卓球を始めたきっかけ

パリオリンピックで金メダルの期待がかかる早田ひな選手は4歳の時に卓球を始めました。

卓球を始めたきっかけは、早田ひな選手のおばあちゃんが卓球をやっていたことだったそうです。

おばあちゃんと一緒に卓球がしたいと早田選手の姉が卓球を始め、姉の送迎で卓球クラブについていき「面白そう」と思ったのが卓球人生のスタートでした。

その時の卓球クラブが、早田ひな選手の地元にあった「石田卓球クラブ」の北九州校「石田卓球N+」でした。

早田ひなを育てた石田卓球クラブ&石田卓球N+とは

石田卓球クラブは創立36年目の名門クラブ

gooニュースより

石田眞行さん(71歳・2024年7月現在)と妻の千栄子さん(71歳・2024年7月現在)が1988年に立ちあげた石田卓球クラブは、オリンピック選手やTリーグ&実業団選手、全日本優勝者を輩出している名門クラブです。

ジュニアの育成に力を入れており、小学校に入る前の子供から高校卒業するまでの一貫指導を行っています。

石田眞行さんと千栄子さん夫婦は福岡大学卓球部で一緒で、ともにインターハイやインカレに出場し、実業団選手として活躍した卓球選手でした。

石田眞行さんが卓球クラブを作ったきっかけは長男の中学入学だったと言います。

「自分たちが果たせなかった全日本優勝という夢を息子に実現してほしい」という思いからでした。

創業当時、石田眞行さんは35歳でデパートに勤務しており、サラリーマンとの二刀流でのスタートだったそうです。

石田卓球クラブはジュニアの育成に注力してきた

朝日新聞デジタルより

石田卓球クラブ創業の翌年、1989年に2期生として入ってきた生徒さんが、全日本選手権バンビの部(小学2年生以下)男子シングルスで優勝しました。

その経験が「本当に全日本優勝者を輩出できるかもしれない」という確信に変わったそうです。

サラリーマンと卓球クラブの経営という2足の草鞋を履いていた眞行さんは脱サラし、卓球の始動に専念することにしたそうです。

しかし、当時は卓球クラブだけで生活するのはとても苦しかったそうで石田眞行さんはお酒も趣味も一切やめてお小遣いもゼロの生活だったのだとか・・・

それでも「世界に通用する卓球選手を育てたい」との思いからジュニア選手の育成に全力を注いだそうです。

石田卓球クラブ出身の有名選手たち

仲間東中学校と希望が丘高校の卓球部も石田卓球クラブが指導しています。

その結果、早田ひな選手をはじめ、世界卓球選手権メダリストの岸川聖也選手、Tリーグで活躍する田添健汰選手、田添響選手などを輩出する日本卓球界でも超有名なクラブへと成長していきました。

三人の息子達も石田卓球クラブの指導者として活動している

石田眞行さんと千栄子さんの3人の息子さんたちは全日本優勝を果たすことはできませんでしたが、現在は3人とも石田卓球クラブの指導者です。

長男の弘樹さんは小学校3年生から6年生と中間東中学校の卓球部を指導しています。

次男の真太郎さんは希望が丘高校の男子生徒の指導を(女子生徒の指導は父の眞行さん)、そして三男の石田大輔さんは早田ひな選手の専属コーチを務めています。

早田ひなが通った石田卓球クラブ(石田卓球N+)の練習は?

石田卓球クラブの子供達は1万時間練習する

インスタグラムより

石田卓球クラブのモットーは「練習は不可能を可能にする」

石田眞行さんは、一流の選手になるためには1万時間の練習が必要だといいます。

所属する子供たちは平日は18時から21時までの3時間、土日祝日は昼休憩1時間を挟んで9時から17時までの7時間、週に合計26時間、月間108時間、卓球に打ち込むのだとか・・・

そうすることで、8年後には1万時間の練習に到達するのだそうです。

練習は質も大事だけれども、まず量の確保が必要だというのが石田眞行さんの考えです。

鬼のような練習時間だけ聞くと、超厳しいスパルタ獅童なのかと思いきや、バンビの部(小学校2年生まで)を指導する千恵子さんは「第一に卓球を好きになってもらうこと」だと言います。

実際、早田ひな選手も小学校1年生の時にバレーボールも楽しそうと思い体験教室にいったそうですが「卓球の方が楽しい」と思いバレーボールはしなかったそうです。

子供時代に卓球を心底楽しんだからこそ、大人になって壁にぶち当たったりスランプに陥っても「卓球が楽しい」という気持ちがブレなかったそうです。

石田卓球クラブは昼寝をさせる!

世界で闘える卓球選手になるためには身長の高さも必要だという石田眞行さん。

夏休みの練習は昼ご飯のあと「昼寝タイム」があるのだとか・・・

早田ひな選手も牛乳をたくさん飲み、しっかり昼寝をしていたそうです。

その結果、早田ひな選手の身長は166センチと日本の卓球選手の中では高身長になりました。

長い手足を生かしたパワードライブ、守備範囲の広さは世界で活躍できる大きな武器となっています。

その他にもしっかりした体を作るために、スナック菓子禁止、炭酸飲料禁止などの約束事もあるそうです。

早田ひな選手が通った石田卓球クラブ&石田卓球N+の場所は?

石田眞行さんが36年前に福岡県の中間市で始めた石田卓球クラブは、今では北九州市にも拠点を構えています。

北九州のクラブは「石田卓球N+」という名称です。

石田卓球クラブが2拠点あることと、それぞれの名前が違うことから、一部の人たちの間で「石田卓球クラブが分裂した」との誤解を招いているようですが、どちらも石田卓球クラブの創設者・石田眞行さんが運営しています。

早田ひな選手が通っていたのは北九州市の「石田卓球N+」になります。

石田卓球クラブ

卓球は生涯出来るスポーツです。 当クラブでは個々のレベルに合わせた指導を行っております。「卓球をはじめてみたい初心者の方」「楽しく卓球がやりたい方」大歓迎です。
ぜひ当卓球場で、練習してみませんか?
教室だけではなく、楽しみながら出来る一般解放もしております。他にもありますので、ぜひ御相談ください。

場所:福岡県中間市垣生1274-1

電話:093-244-2614

指導対象:一般教室/レディース教室/初心者教室/ジュニア教室

石田卓球N+

卓球を好きになれば強くなる。
強くなれば精神が育つ。
石田卓球N+は、この好卓、強卓、精卓の精神をモットーに指導いたします。

場所:福岡県北九州市八幡西区則松1丁目6-30

電話:093-692-2233

営業時間:平日=10時から21時/土日祝日=9時から17時

指導対象:大人教室/ジュニアキッズコース(幼児・小学校低学年対象)/チャンピオンコース(小中学生対象)

早田ひなが通った石田卓球クラブ(石田卓球N+)の料金は?

早田ひな選手や名だたる卓球選手を輩出している石田卓球クラブのレッスン料金はいくらくらいかかるのでしょうか?

石田卓球クラブのホームページには料金に関する記載がありませんでしたが、「卓球ナビ」というサイトに料金が記載されていましたが、一般教室とキッズ・ジュニア教室のものだけでした。

チャンピオンコースの料金がいくらなのかは、石田卓球クラブに直接問い合わせたほうが良いと思います。

ちなみに石田卓球N+の料金も同額です。

石田卓球クラブ料金
入会費:1,000円(初回のみ)
年会費:3,000円

キッズ・ジュニア教室:平日月4回=5000円/土日祝日7000円

一般教室:月謝・週1回5000円/週2回8000円

【設備使用料金】ボール代:1,000円/月&冷暖房費:500円/月

早田ひなが通った石田卓球クラブには寮もある

石田卓球クラブには全国から未来の日本代表が集まってくる

石田卓球クラブは日本で唯一寮が完備されている卓球クラブだそうです。

そのため、石田卓球クラブで指導してもらいたいという日本各地からの少年少女たちが寮生活を送っています。

石田卓球クラブの寮・何人生活している?

石田卓球クラブの寮生活のインスタグラムを拝見すると、2022年の投稿で食事の準備をしている様子がありました。

配膳している画像には、食器が17個並んでいました。

また、ほかのインスタの投稿でも「20人分の食事の支度」と書かれているものもあり、寮生は20名程度いるのではないかと思われます。

自分たちで好きなトッピングでピザを作ったり、バレンタインデーにはチョコを作る様子なども投稿されており、毎日が修学旅行のようで楽しそうだなと思いました。

石田卓球クラブの寮費はいくら?

卓球場の裏手に寮があります(NittakuHPより)

石田卓球クラブの寮に入る場合、一カ月の寮費はいくらになるのでしょうか?

料金に関しては石田卓球クラブのホームページに記載がありませんでしたが、野球部の強豪校に入寮させた場合の月額が食費&寮費で5万円平均となっていました。

石田卓球クラブの寮費は、食費込み・卓球の指導料込みで月額10万円前後なのではないかと思われます。

正確な金額は、直接石田卓球クラブまで問い合わせる必要があると思われます。

早田ひなのパリ五輪の金メダルは石田卓球クラブの悲願

早田ひな選手と専属コーチの石田大輔さん(Rallysより)

早田ひな選手を育ててきた石田卓球クラブの創設者・石田眞行さんは

「ひなの強さは本物。(これまでメダルを独占してきた)中国勢に勝って、悲願の金メダルを取ってほしい

とおっしゃっていました。

専属コーチを務める三男の石田大輔さんはパリオリンピックに出場が決まった時に、このように決意を話されていました。

私の父と母が口を揃えて言います、ひなは卓球は強くなって、心は優しくて、子供達や私達にたくさんの幸せをくれる私達の誇りだよと。

今度は周りをたくさん幸せにしてくれているひな自身がその舞台で最高の笑顔で輝けるように全身全霊全力で支えていきたいと思っています

早田ひな選手も石田卓球クラブの指導者・石田夫妻&専属コーチの大輔さんへの感謝の気持ちとともに、

私の目標はオリンピックで金メダルを獲って両親を始めこれまで支えてくださった沢山の皆さんに恩返しをする事です。

応援してくださる沢山の方に喜んでもらいたい、そういった感謝の気持ちをもってオリンピックに臨みたいと思います

とコメントされていました。

石田卓球クラブで培った技術と精神力で、パリオリンピックで目標の金メダルが獲得できるように祈っています!

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