ロサンゼルスドジャースの指揮官デーブ・ロバーツ監督(52歳・2024年6月3日現在)。
5月31日のお誕生日に大谷翔平夫婦からお酒とチョコレートをプレゼントでもらったと笑顔で報告!
明るく朗らかな人柄もあいまって、日本でもロバーツ監督はとても人気があります。
また、ロバーツ監督はアメリカ人の父親と日本人の母親をもつハーフ。
ロバーツ監督の生まれが沖縄ということもあり、より一層親近感がわいてきます。
「監督としても超一流、人柄も最高に素敵なロバーツ監督をこの世に送り出してくださったお母さんってどんな人なんだろう?」
気になったのでロバーツ監督の母親について調べてみました。
ロバーツ監督の母親は沖縄出身の日本人
ロバーツ監督の母親は沖縄出身の栄子さん
四国新聞社
ロサンゼルスドジャースのロバーツ監督の母親の名前は栄子(旧姓は池原栄子・いけはらえいこ)さん。
出身地は沖縄県那覇市松川です。
現在、年齢は76歳だと思われます(今年の誕生日を迎えていなければ75歳・2024年9月917日現在)。
ロバーツ監督の両親の馴れ初めは?いつ結婚した?
ロバーツ監督の母親・栄子さんと、海兵隊員として米軍基地に勤務していたウェイモン・ロバーツさんは友達の紹介で知り合い交際スタート。
その後ふたりは1971年に結婚しました。
当時の沖縄はアメリカの統治下ということもあり、栄子さんが「アメリカ人の男性と結婚したい」といった時、両親の大反対にあったそうです。
ご両親に認めてもらえないまま、栄子さんとウェイモンさんは米軍基地の中の教会で友人4人とささやかな挙式・・・
栄子さんの夫・ウェイモンさんは日本語を勉強し、栄子さんのご両親ともコミュニケーションをはかろうと努力されたようですが、なかなか雪解けにはいたらず・・・だったそうです。
ロバーツ監督の誕生が母親と祖父母を和解させた
ロバーツ監督の誕生が栄子さんのご両親の心に変化をもたらした
ロバーツ監督とご両親・父親のウェイモンさんと母親の栄子さん
1972年5月31日、ロバーツ監督が誕生しました。
沖縄がアメリカから日本に返還された直後のことでした。
栄子さんのご両親(ロバーツ監督の祖父母)は初孫の誕生に大喜びだったそうです。
ロバーツ監督が生まれたことをきっかけに、栄子さんの両親はウェイモンさんとの結婚を認めてくれたのだそうです。
栄子さんの父親は、ロバーツ監督の誕生を祝う席で集まった親戚や友人を前に「うちの長女の婿だ」とウェイモンさんのことを紹介してくれたそうで、栄子さんはこの時はじめて結婚を認めてもらえたことを実感したそうです。
子は鎹(かすがい)っていうけど、孫も鎹(かすがい)だったってことね!
ロバーツ監督が誕生した翌年、1973年に栄子さんはご主人のウェイモンさんの転勤でアメリカ・カリフォルニアに移り住むことになりました。
ロバーツ監督は父親&母親と一緒に6歳の時に再び沖縄に戻った
ロバーツ監督が6歳の時、再び父親であるウェイモンさんの転勤で沖縄に戻ることとなりました。
1年間の沖縄暮らしでしたが、ロバーツ監督はその当時のことをよく思えているそうです。
ロバーツ監督が野球を始めたのは5歳の時で、その頃から「プロ野球選手になる」と言っていたそうなので、沖縄で暮らした6歳の頃はすでにゴリゴリの「野球少年」だったことと思います。
ロバーツ監督は沖縄生まれの日本人の母親を持ち、沖縄で生まれて、少年時代に沖縄で暮らしたことがある・・・
まさに日本とめちゃくちゃ縁のある人だったのです。
ロバーツ監督の母親・栄子さんは現在ロサンゼルスで暮らしている
ロバーツ監督の母親・栄子さんはパーキンソン病を発症
2019年にテレビのインタビューでパーキンソン病との闘病生活を語る栄子さん
ロバーツ監督の母親・栄子さんは2015年にパーキンソン病を発症しました。
2017年に夫であるウェイモンさんが他界・・・
ロバーツ監督と母親である栄子さんの自宅は車で20分くらいの場所にあり、ロバーツ監督は母親の栄子さんのところに時間ができると会いに行っているようです。
電話も頻繁にかけてくれるらしく、「親孝行な息子」だと栄子さんもロバーツ監督を自慢の息子だと思っているようです。
ロバーツ監督の母・栄子さんはスーパーポジティブな人だった
2018年にドジャースのジャパンナイトで始球式を務めたロバーツ監督の母・栄子さん
3年前(2021)にロバーツ監督の母・栄子さんがインタビュー取材に答えていらっしゃる記事を見つけました。
まさかアメリカ人と付き合って結婚し、アメリカに移り住むとは夢にも思わなかった。
そして、息子が大リーガーになり、引退後はコーチそしてドジャースの監督になってワールドシリーズで優勝するとは…。
人生ってどうなるのか分からないね
栄子さんがアメリカ人と結婚したいと言った当時は、現在ほど国際結婚も多くありませんでした。
また、現在のように交通が発達しているわけでもなく、遠くの人とすぐにつながることができる時代とは違います。
どれほどの障害を乗り越えて、強い気持ちで異国で生活してこられたのか・・・
栄子さんにとっては辛いこともたくさんあったはずですが、とても前向きで常に感謝の心を忘れない方なのです。
ロバーツ監督の母親・栄子さんは家族への感謝、ファンへの感謝も忘れない
今でもそばにいる気がするよ。
私は家族と幸せに暮らしてるので心配しないで。いい人生を過ごすことができるのは、あなたのおかげ
2017年に亡くなったロバーツ監督の父親であり栄子さんの夫・ウェイモンさんに対しても心からの感謝の言葉を述べていらっしゃいました。
また、息子であるロバーツ監督に対しては・・・
自分の子供は、いくつになっても子供で、心配する。
ドジャースが優勝できたのは、ファンのみなさんが良くしてくれたおかげ。
コロナで大変ですが、今年も勝たせてやってください。ドジャースの監督の母からお願いします
きっと、現在もロバーツ監督の母親・栄子さんは、連日ドジャースの試合をテレビで観戦しながら「今年も勝たせてやってください」と祈っていることだと思います。
【7/7追記】ロバーツ監督と母親の栄子さんは現在同居している
スポニチより
ロバーツ監督は現在(2024年7月7日)、母親・栄子さんとサンディエゴで同居生活を送っています。
一つ屋根の下で暮らすようになり、一緒に会話をする時間も増えたそうです。
また、母・栄子さんはドジャースタジアムに試合を見に来てくれることもあるようで、
6月中旬のロイヤルズ戦もドジャースタジアムに見に来てくれた。
母に翔平を紹介したら、写真を撮って、大興奮していたよ
と話していました。
ロバーツ監督にとって母親の栄子さんの存在は特別なものなのだそうです。
母は僕の全て。
僕が尊敬される人間になるように全てを尽くし育ててくれた。
母への最高のプレゼントは世界一になること。
そのために僕は最善を尽くす。
きっと翔平も助けてくれる
ロバーツ監督の母・栄子さんがお元気で毎日楽しく過ごされることを願っております。