パリオリンピック柔道日本代表の阿部一二三選手。
東京オリンピックの金メダルからの2連覇が期待されています。
日本での最後のトレーニングを終えた阿部一二三選手が自身のXに投稿した画像が「鬼が宿っている!」「リアル刃牙だ!」と話題になっています。
鍛え上げられた筋肉はまさに彫刻のよう・・・
阿部一二三選手の筋肉が凄すぎて気になってしまって、高校時代からの筋肉画像を集めてみました!
また、阿部一二三選手の筋肉がなぜこんなに凄いのか?
その秘密についても調べてみました。
阿部一二三の筋肉がバキバキになっていた
阿部一二三・背中の筋肉が「リアル刃牙」になっていた
7月21日に投稿された阿部一二三選手のXの画像です。
この画像が超話題になっています!
阿部一二三選手もコメントで
過去最高の身体で
後少し!やりきる。
・・・とおっしゃっていました。
この画像に対してコメントが700件ちかく寄せられており
AI画像かと思ったら本物だった
リアル範馬勇次郎
凄すぎる、異次元すぎる
背中に鬼飼ってる((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
・・・と圧倒的な筋肉美に驚嘆の声が寄せられていました。
阿部一二三の身長&体重は?
7月23日パリへ向けて出発する阿部一二三選手&詩選手(日刊スポーツより)
そのため、試合前日の計量時の体重は66キロを超えることはできません。
しかし、普段の阿部一二三選手の体重は71~72キロなのだそうです。
試合前1カ月くらいから食事もしっかりとりながら徐々に減量を行い、計量の3日前くらいまで69.3キロを維持し、3日間で一気に体重を落とし66キロに調整するのだそうです。
試合当日は5%増まで認められているそうで、阿部一二三選手は66キロ級なので69.3キロまではOKなのです。
柔道の場合、同じ階級なら重たい方が有利に働くので、計量後は計算された栄養プランに沿って69.3キロに戻すそうです。
そんな微妙な調整は、当然プロがサポートしています。
味の素の専門家が筋肉を落とさずに減量するという究極の減量&回復プランを立てており、その計算された最新のメニューにより阿部一二三選手の体は作られているのです。
阿部一二三の高校時代の筋肉
【画像】阿部一二三高校時代の筋肉美
Xより
阿部一二三選手の神港学園神港高校時代の筋肉画像です。
マジックでラインを描いてるかのようなバキバキの腹筋!
腕の筋肉も凄い・・・!
阿部一二三選手の体は高校生の時からかなりの仕上がり具合だったようです。
当時の阿部一二三選手は今よりも眉毛を細く整えていたようで、高校生時代のちょっとだけやんちゃでかわいい一面も垣間見ることができます。
阿部一二三・高校時代の成績
高校2年生の時グランドスラム東京で金メダルを獲得した阿部一二三選手(Sportsnaviより)
・全日本カデ2連覇
・全国高校選手権優勝
・インターハイ2連覇
・ユースオリンピック優勝
・全日本ジュニア優勝
・講道館杯優勝
・グランドスラム東京優勝
・・・など華々しい成績を収めています。
これほどの成績を上げていた阿部一二三選手、意外なことに筋トレを行っていないとインタビューで話していました。
筋肉が硬くなるとケガをしやすくなるからというのが筋トレをしない理由とのこと。
しかし、体幹を鍛えるトレーニングは小学校の頃から消防士の父・浩二さんが考えたメニューを一緒に行っていたようです。
阿部一二三・大学~東京五輪前の筋肉
【画像】阿部一二三大学時代の筋肉美
Xより
阿部一二三選手の日本体育大学時代から東京オリンピックで金メダルを獲る前までの筋肉の画像です。
はだけた柔道着から見える胸筋&腹筋が凄いことになっています。
腕の筋肉は高校時代よりもさらにたくましくなっているのがわかります。
阿部一二三の筋肉の秘密
世界選手権で初出場ながら金メダルを獲得した阿部一二三選手(Sportsnaviより)
日体大で阿部一二三選手のトレーニングをサポートし、日本トップクラスのボディービルダーでもある岡田准教授は阿部一二三選手の体についてこのように話されていました。
特に肩、体幹は世界トップレベルの強さがある。瞬発力もある。
軟らかさも兼ね備えているので、けがをしにくい。
ウエートトレーニングで作り込んだ体ではない。
激しい稽古で鍛えた筋肉に無駄は一切ない
筋トレで作り上げられた筋肉ではなく柔軟性があり怪我をしにくいというのは、高校時代の阿部一二三選手がインタビューで話していた内容と合致していました。
また、岡田教授は阿部一二三選手の「胃腸の才能」についてこのように話していらっしゃいました。
食い力(くいぢから)がある。胃腸にも才能がある。
阿部は食べたものが筋肉になりやすい。
稽古と食事で筋肉が育つ。
昔は体の線が細いと思ったけど、日体大で稽古を積むことで筋肉が発達してきた。
いい稽古をして、しっかり食べて筋肉に変えてきた証拠。
食べたものを筋肉に変える胃腸の才能があると・・・
阿部一二三選手の母親・愛さんは喫茶店を経営していたので料理上手な方です。
阿部一二三選手が子供時代から栄養バランスを考えた食事を作ってこられたのだと思います。
阿部一二三選手は大学時代には「味の素」がサポートについており、体づくりや試合後の回復メニューなどの提供も行っていたようです。
岡田教授は阿部一二三選手の遺伝子についても絶賛していらっしゃいました。
ボディービルは筋肉がでかくなる遺伝子を開花させた者が勝ち。
筋肉がつく遺伝子を持っているだけでもすごいのに、そのうえ、体を精密に動かせる。
そして強烈な稽古や試合でもけがをしない。
靱帯や腱は怪我をしやすい部位だが、この強さにも遺伝子が影響する。
宝石みたいな体。
阿部一二三選手の父親・浩二さんは水泳で国体に出場したこともあり、現在も現役の消防士として活動されています。
また、母親の愛さんも体育大学出身で結婚前はスポーツクラブのインストラクターをしていたそうです。
NHKの番組で阿部一二三&詩選手のご先祖様をたどる「ファミリーヒストリー」でも、先祖に奄美大島の地相撲の大関がいたことやお爺さんがラグビー選手だったことなどが紹介されていました。
阿部一二三選手の遺伝子の中に、アスリートとしての大事な要素が詰まっているというのも納得です。
阿部一二三選手の父親・浩二さんに関してはこちらの記事をご覧ください↓
阿部一二三の筋肉を作り上げているトレーニング
阿部一二三の父・浩二さんのインスタグラムより
マスコミの取材用でやっているトレーニングではなく、普段のガチなトレーニング風景を見ることができるのです。
どのトレーニングも凄いのですが、バランスボールに乗ったままキャッチボールしてる姿に驚いてしましました・・・
まったく体がブレないのです。
この体幹の強さがギリギリの攻防になった時に踏ん張れる強さになっているのだなと思いました。
このTシャツの下の体が「鬼の形相」になっているとは・・・
阿部一二三の筋肉は漫画レベルに仕上がっている!
インスタグラムより
阿部一二三選手のXの投稿のコメントにも「範馬勇次郎だ!」「刃牙だ!」「オーガ(鬼)だ!」と言ったコメントがズラリと並んでいました。
もう、漫画レベルの仕上がりです。
阿部一二三選手ご本人も「過去最高の仕上がり」と言っておられるほどのレベルになっているようで、この背中を見たら「阿部一二三しか勝たん!!」と思ってしまいます。
柔道男子66キロ級の阿部一二三選手がパリオリンピックで試合を行うのは7月28日、午後5時から予選ラウンド開始となっており、その日のうちに決勝ラウンドまで行われます。
阿部一二三選手の妹の阿部詩選手は女子48キロ級で同じ日の同じ時間から予選ラウンド開始となっています。
また、兄弟そろって「同日金メダル」となりますように願っています!
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