水原一平被告(39歳・2024年5月現在)は、本日(アメリカ時間5月14日)に連邦裁判所にて罪状認否を行いました。
手続き上の理由から「無罪」を主張した水原一平被告。
今後、有罪を認める予定となっているようです。
今回の一連の水原一平容疑者の違法賭博問題、捜査関係者も「大谷翔平は完全に潔白」だと表明しているにもかかわらず、いまだに(2024年5月現在)「水原一平は大谷翔平の身代わり説」がアメリカで根強く残っているのを知り驚きました。
どのような意見が交わされているのか?
なぜ「水原一平は大谷翔平の身代わり説」がいまだに罷り通っているのか?
2024年5月14日、最新の声を集めて調査してみました。
「水原一平は大谷翔平の身代わり」と言い続けるアメリカのネット民たち
水原一平が裁判所に出廷・韓国以来初めて公の場に現れた!
APより
水原一平容疑者は本日(2024年5月15日・アメリカ時間5月14日)にロサンゼルスの連邦裁判所で罪状認否を行いました。
水原一平容疑者は「ノットギルティー(Not Guilty)」と「無罪」だと宣言しました。
こちらの記事に詳しく書いています↓
【動画】水原一平が裁判所から立ち去るようす
The scene outside the federal courthouse in LA as Shohei Ohtani’s former interpreter Ippei Mizuhara & his attorney leave Mizuhara’s arraignment hearing. Mizuhara pleaded “not guilty” today as part of court procedure but his attorney told the judge Mizuhara will be pleading guilty
大谷翔平選手の元通訳、水原一平と弁護士が水原さんの罪状認否の審問を終えて、LAの連邦裁判所の外にいる様子水原は本日、法廷手続きの一環として「無罪」を主張したが、弁護士は水原が有罪を主張することを裁判官に伝えた。
この動画はアメリカのESPNの調査記者・テイシャ・トンプソンさんがXにアップしたものです。
ESPNといえば、今回の大谷翔平口座からとんでもない額の大金が違法賭博の胴元・マシューボウヤーに振り込まれていたことを察知して水面下で取材をしていたメディアです。
韓国で水原一平に90分の独占インタビューを行い、「翔平が自分(水原)の違法賭博での借金を知って、二度とやらないことを条件に支払ってくれたもの」だという水原一平の証言を入手したメディアでもあります。
この投稿やほかの「水原出廷・無罪を主張」の投稿へのコメントには「水原は無実だ!」といった書き込みが多くみられました。
「水原一平は大谷翔平の身代わり説」アメリカXで未だに!
今回のESPNの動画や、そのほかの水原一平出頭のニュースにに寄せられたコメントを見て、驚きました!
これはMLBによる隠蔽の臭いがする
大谷がもたらすMLBの観客動員数📉、視聴率📉、そして完全な手数料のために🤡
何からも完全に無実だとは思えない。
まだ何か胡散臭い
国税庁、司法省、FBIは外国人選手を隠蔽しようとしている。
その通りだ。
彼を釈放し、大谷を国外追放せよ。
哀れな一平、スケープゴート。
ああ、そうだ。
私は、政府が記録的な速さでこの問題を一掃するためにこれほど速く動いたのを見たことがない。
ドジャースとMLBが自分たちの最大の資産を守るためにどれだけの力を持っているのかがよくわかる。
なんというジョークだ
翔平は逃げ、一平をバスの下に放り込んだ。
これは悲しいことだ。
1,700万ドルを失ったことに気づかない人がいるのだろうか?
明らかに大谷はあやしい。
一平を解放しろ、彼は無実だ
ほかにも多くの「水原一平は大谷翔平の身代わりだ」という書き込みがありました。
記者の中にも水原一平スキャンダルに「大谷の関与」を疑っている人がいる
アメリカのメディア「フォックススポーツ」のスコット・トンプソン記者は、いまだに水原一平容疑者の違法賭博スキャンダルに大谷翔平選手の関与を疑っていると言います。
大谷翔平の元通訳である水原一平氏が賭博スキャンダルの法的問題に対処している中、二刀流の野球選手がどこまで知っていたのか、いまだに多くの人が疑問を抱いている
ベースボールチャンネルより
水原一平被告が2年2カ月の間に19000回、一日平均して25回もの賭けを行っていたことを、あれだけそばにいた大谷翔平選手が知らなかったはずないじゃないかという声も上がっていました。
「水原一平は大谷翔平の身代わり」だとアメリカでいまだに言われている5つの理由
「水原一平は大谷翔平の身代わり説」出どころ①ESPNのインタビュー
未だに水原一平被告が大谷翔平選手の身代わりだと言っている人たちがいるのにはこのような理由があると思われます。
水原被告は「自分はギャンブル依存症で多額の借金を抱えてしまったが、二度とやらないと約束して借金を肩代わりしてもらった」と発言したことの影響が大きいと思われます。
水原一平容疑者が語ったことは「でっちあげ」まったくの嘘だったと判明したのですが、問題発覚からの短期間で水原一平容疑者がコロコロと何度も証言を替えたことで「何か怪しい、口裏合わせしているにちがいない!」という憶測を呼びました。
これは単に水原一平が大ウソつきだったということに他ならないのですが・・・
わかっているだけでも、このような嘘をついていました。
・胴元・マシューボウヤーとのメールのテキストメッセージのやりとり
・銀行へのなりすまし電話
・大谷口座のネットバンキングの設定を勝手に変えた
・歯の治療費を二重にだましとった
・税金を安くするためにお「独身」と偽り嫁をいないものとして扱った
・所得税を未申告だった
・学歴・職歴を詐称していた
これらのことから「大谷の献身的な通訳一平さん」は偽りの姿で正体は「詐欺師一平」だったことが明らかになっています。
水原一平被告と大谷翔平選手の発言、どちらが信憑性が高いかはちょっと考えれば誰にでもわかることだと思うのです。
「水原一平は大谷翔平の身代わり説」出どころ②異常な賭けの回数
産経新聞
2年2カ月の間に19000回、一日平均して25回もの賭けを繰り返していた水原被告。
あれほど近くにいて家族同然だった大谷翔平選手が気づかなかったのはおかしいというのです。
しかし、ネットのサイトで24時間ギャンブルができるので、水原被告が頻繁にスマホを触っていても「メールのチェックかな?」「調べものかな?」と大谷翔平選手は思っていたはず・・・
実際に、水原一平被告がベンチでスマホをいじっている姿もこれまで頻繁に目撃されていますが、誰も怪しんでいませんでしたよね・・・?
実際に一緒に住んでいた水原一平被告の奥さんでさえ気づいていなかったのですから・・・
「水原一平は大谷翔平の身代わり説」③莫大なお金が消えても気づかないのはおかしい
NYPOSTより
大谷翔平選手の現在の年収は球団からの年俸200万ドル(3億1200万円)に加えてスポンサー契約料などの副収入が6500万ドル(日本円で101億円)もあるのです・・・
しかもプロの会計士なども雇っていたわけで、大谷翔平選手は自分のスタッフたちを信頼していたからこそ「定期的な出入金記録チェック」をしていなかったとしても何もおかしくありません。
実際には、財務担当のスタッフに対して水原一平被告が「この銀行口座はチェックしないでほしいと大谷が行っている」とウソをついていたこともバレています。
水原一平の言葉を鵜吞みにしたスタッフも今となってはどうかと思うのですが、それほど水原一平被告は「大谷の信頼が厚いめっちゃいい人」の仮面を被り続けていたのだと思います・・・
水原一平が詐欺った銀行はここだった!
「水原一平は大谷翔平の身代わり説」出どころ④MLBが「大谷推し」なのが気に入らない
SeongJoon Cho
アメリカには「アンチ大谷」がたくさん存在しています。
野球はアメリカの国技同然で、アメリカ人以外の選手が大活躍することが単純に面白くない人たちも・・・
大相撲の若貴全盛期の曙みたいな感じといえば、なんとなくわかりやすい?かもしれません。
また、ほかの球団の熱烈なファンにとっては「大谷憎し!」のネガティブな感情があるのもわかります。
それほどまでに大谷翔平選手はすごい選手で、対戦相手の熱烈なファンからしたら「大谷がいなくなればいいのに!」と考える人がいてもおかしくありません。
「水原一平は大谷翔平の身代わり説」出どころ⑤捜査のスピードが速すぎる
読売新聞より
やはり大谷翔平選手が球界の大スターであることが捜査が速くすすめられた一因ではあるのは間違いないと思います。
しかし、この違法賭博関連の捜査は、大谷翔平選手の口座から胴元・マシューボウヤーへの送金が確認されるかなり前から水面下で進められていました。
水原一平(間接的に大谷翔平も巻き込まれた)がそれに関与していたというのは、捜査関係者たちにとっても予期せぬ出来事だったはずです。
大谷マネー&厳原一平被告の関与は、秘密裏に捜査が進められていた「超大がかりな違法賭博」問題の「末端のできごと」だったのです。
そのため、捜査関係者たちは水原一平被告の携帯電話を押収した瞬間からあっという間にすべてのお金の流れを解明できたものと思われます。
大谷翔平は水原一平を身代わりにしていない「完全なる被害者」
MLB.jpより
私は、大谷翔平選手の人間性や今回あきらかになった水原一平被告の本性などから、大谷翔平選手がまったくこの違法賭博事件に関与していなかったことを確信しています。
しかし「水原一平は大谷翔平の身代わり説」が、想像以上にアメリカで多くの人たちの間で、今もまだまことしやかに言われ続けているのを知り驚きました。
今日(2024年5月15日・現地時間5月14日)、連邦裁判所で行われた罪状認否は「形式上の無罪主張」と言われています。
手続き上、必要な無罪主張だとされていますが、テレビのコメンテーターを務める国際弁護士が「司法取引で有罪を認めるとしているが、さらに有利な条件を引き出すためにそれを翻す可能性も・・・」と言っていたのを見ました。
水原一平被告に願うことは、いさぎよく罪を認めて大谷翔平選手をこの事件から解放してほしいと思います。