水原一平被告による大谷翔平選手の銀行口座から「違法賭博の負けを補填するため」に胴元・マシューボウヤーに送金していた巨額窃盗事件。
水原一平被告が大谷翔平選手の銀行口座から違法賭博の胴元・マシューボウヤーに送金した金額は日本円にしておよそ27億円!
水原一平被告は大谷選手の銀行に電話をして「大谷翔平になりすまして」口座のお金を動かしたり、「大谷マネー」を自在に扱えるようにネットバンキングの登録、デビッドカードの発行などの手続きをしていました。
水原一平にまんまとしてやられた大谷翔平選手の銀行はどこなのか・・・?
一平に詐欺られた銀行がどこなのか、ずっと気になっていたので、調査してみました。
大谷翔平の銀行口座はどこ?「バンク・オブ・アメリカ」だった
Mizuhara aided in interpreting when Ohtani opened the Bank of America account in February 2018, shortly after joining the Angels after a decorated career in Japan.
USA TODAY
水原は、大谷選手が日本で輝かしいキャリアを積んでエンゼルスに入団した直後の2018年2月にバンク・オブ・アメリカの口座を開設した際の通訳を手伝った。
水原一平被告の訴状に書かれている【Bank A】がバンク・オブ・アメリカということになります。
(2018年2月と書いてありますが、訴状では3月となっていました)
水原一平の訴状に記載されている「口座開設について」の記載は下記の2か所です。
In or about 2018, MIZUHARA accompanied Victim A to a Bank A branch in Arizona to assist Victim A in opening the x5848 Account, and translated for Victim A when setting up the account details.
2018年頃、水原は被害者A(大谷翔平)をアリゾナ州のA銀行(バンク・オブ・アメリカ)の支店に同行させ、被害者A(大谷)の(下4ケタが)x5848口座開設を手助けし、口座の詳細を設定する際に被害者A(大谷)の通訳を行った。
The x5848 Account was held in the name of Victim A and was opened in or about March of 2018.
x5848口座は被害者A(大谷翔平)名義で、2018年3月頃に開設された。
水原一平は大谷翔平が銀行口座を開設する際に手伝った
大谷翔平は2018年3月にアリゾナで銀行口座を開設した
日刊ゲンダイより
大谷翔平選手が自主トレを開始したのは2月8日、キャンプ初日は3月14日でした。
水原一平被告の訴状によると、大谷翔平選手がバンク・オブ・アメリカに銀行口座を開設したのが2018年3月のこと。
キャンプがスタートする3月14日までの期間・・・3月上旬に銀行口座を作ったものと思われます。
大谷翔平の銀行口座開設を手伝ったのが水原一平だった
時事通信より
日本でも銀行口座開設の際に書類の記入や確認事項など日本人の私たちにとって出さえかなり面倒くさいですし、母国語でない人たちにとってはめちゃくちゃ大変な作業であることは否めません。
大谷選手が心からの信頼を寄せていた水原一平被告が運転する車に乗って銀行を訪問し、口座を開設したものと思われます。
大谷翔平選手の球団からの莫大な年俸が入る口座開設の時に、「通訳」として水原一平被告が同席していたことがすべての災いの始まりでした・・・
大谷翔平が口座を開設した銀行はどこにある?
テンピにあるバンク・オブ・アメリカは3か所
アリゾナ州テンピにあるバンク・オブ・アメリカは3か所(ATMは除く)。
このうちのどれかで、大谷翔平選手は銀行口座を開設しています。
③はスタジアムと滞在先のホテルから遠いので却下(・・・と思う)して、①もしくは②の「バンク・オブ・アメリカ」で口座を開設したと思われます。
大谷翔平が銀行口座を作った「バンク・オブ・アメリカ」とは
バンク・オブ・アメリカ本部(ノースカロライナ州)Wikipediaより
バンク・オブ・アメリカは世界最大の金融機関の一つであり、個人、企業、機関投資家に対して、銀行業務、投資業務、資産運用業務、その他の財務管理及びリスク管理のための商品やサービスを幅広く提供しています。
本社のある米国全土においては、約6,900万の個人ならびに中小企業のお客さまにサービスを提供し、また、「米国フォーチュン1000」に挙げられるほぼ全ての企業と取引を行っています。
グローバルにおいては、世界35カ国以上で事業を展開し、ウェルスマネジメント、コーポレートバンキング、投資銀行業務、多岐にわたるアセットクラスでのトレーディングにおいて、世界各地の事業法人、政府、機関投資家などのお客さま向けにサービスを提供しています。
バンク・オブ・アメリカHP
「バンク・オブ・アメリカ」は、アメリカを代表する銀行のひとつで西海岸のカリフォルニアでは圧倒的に利用者が多い銀行です。
エンゼルスもカリフォルニアが本拠地です。
アメリカ生活が長い水原一平被告は大谷翔平選手がアリゾナで口座を開設するにあたって、他のメガバンクではなくカリフォルニアで一番多く利用されている「バンク・オブ・アメリカ」をすすめた可能性があります。
大谷翔平は銀行口座開設当時の記者会見で水原一平について語っていた
大谷翔平は水原一平を「信頼していた」
日刊スポーツより
日米のメディアの質問に丁寧に対応していた大谷選手。
質問の中で「水原一平通訳」について聞かれていました。
あなたと通訳の水原さんとの関係について、また、なぜ彼が通訳になったのか
5年間一緒にファイターズでやってきて、信頼もしてますし、そういう方にやってもらえるのは、僕にとっては心強いのかなと思っています
日本ハムファイターズ時代と同様に、チームの先輩に積極的に話しかけていこうと思っているか
僕が話しかけなくても話しかけてくれたりとか、スタッフも含めて選手の方もいい方々ばかりなので、本当にそういう感じで自然に会話になっているのかなと思いますし、(通訳の)水原さんを通じてコミュニケーションをとっていければいいなと思っています。
言葉がわからない大谷翔平選手にとって水原一平被告は心から信頼できる相手だったのです。
水原一平被告は、こんなに純朴だった大谷翔平選手を裏切り、27億円という大金をギャンブルの借金の穴埋めをするためにかすめ取っていたのです。
大谷翔平と仲良しだったフレッチャーも違法賭博に関与
NUMBER WEBより
大谷翔平選手と同じ年齢で、同期入団だったフレッチャー内野手。
大谷翔平とは大の仲良し、親友でした。
さらに、そのフレッチャーの親友で元MLBマイナーリーグに所属していたコルビー・シュルツが「フレッチャーと大谷翔平が在籍していた当時のエンゼルス」に賭けていたことも判明!
フレッチャー&シュルツの登場により、「水原一平ギャンブルスキャンダル」はまだまだ収束の気配がありません。
親しい人間がみんなギャンブルしていたのに大谷がやってないはずはない!
挙句の果てには、一平のせいでアメリカでは今もまだ「大谷翔平に疑惑の目」が向けらているのです!
なにもかも、全部水原一平に端を発した出来事です。
正直にすべてを話して、大谷翔平選手にこれ以上の迷惑と心労をかけることがないようにしてもらいたいものだと思います・・・