水原一平の違法賭博問題の訴状の中に登場した「ブックメーカー」というワード。
「ブックメーカー」とは違法な賭博を取り仕切る組織のことで、水原一平被告の訴状には「ブックメーカー1・2・3」の3人が登場していました。
「ブックメーカー1」は水原一平被告の違法賭博の胴元・マシューボウヤーでしたが、このたび、「ブックメーカー3」の正体が発覚しました!
「ブックメーカー3」はコルビー・シュルツという人物でした。
コルビー・シュルツは元マイナーリーグの野球選手で、大谷翔平選手のエンゼルス時代の同僚・フレッチャーの大親友だったのです!
疑惑の「ブックメーカー3」=コルビー・シュルツが水原一平被告とどのように関わったのかを調べてみました。
コルビー・シュルツが水原一平の訴状の「ブックメーカー3」だった
コルビー・シュルツは現在29歳(2024年5月現在)で、カリフォルニア州オレンジ郡出身。
大谷翔平選手のエンゼルス時代の同僚で「大谷と超仲良し」として有名だったフレッチャー内野手の大親友でした。
水原一平被告の訴状は37ページにも及ぶ書面です。
英語で書かれた訴状の全文を入手して、ブックメーカー3=コルビー・シュルツがどのように水原一平被告に関わっていたのかを見てみました。
コルビー・シュルツは水原一平の胴元・マシューボウヤーの仲間だった!
水原一平の訴状にブックメーカー3が登場する部分
水原一平の訴状原文の表紙上部
水原一平被告の訴状に「ブックメーカー3」が登場する箇所はこの部分になります。
コルビー・シュルツの電話番号は、違法賭博の胴元のマシューボウヤーの携帯電話に登録されていました。
登録名は「インディアン・ブック」だったそうです。
コルビー・シュルツの見た目がインド人っぽいってことなのかな?
なぜ、「インディアン・ブック」という名前で登録されていたのかは不明ですが、まぎれもなくその電話番号はコルビー・シュルツのものでした。
コルビー・シュルツ=「ブックメーカー3」は水原一平の口座番号を聞いていた
なぜコルビー・シュルツは胴元のマシューボウヤーに水原一平被告の振込先の銀行口座番号を聞いたのでしょうか?
それは・・・
水原一平被告がギャンブルで勝った時の配当金を支払うためでした。
水原一平被告はギャンブルで負けた時の「借金」は大谷翔平選手の口座から送金していましたが、勝った時の配当金は自分の口座あてに送金してもらっていました。
胴元マシューボウヤーは水原一平に入金の確認をした
そのテキストメッセージには
47260ドルをネットで送金したが受け取っているか?
というものでした。
それに対して水原一平被告は
はい、受け取っています
というメッセージを返信しています。
捜査当局が水原一平被告の銀行口座の履歴を確認したところ、2022年5月18日に間違いなく47260ドルの入金がされていたことがわかっています。
水原一平と胴元マシューボウヤーとの一連のメッセージのやりとりはこちらからご覧ください↓
コルビー・シュルツは元エンゼルス・フレッチャーの親友で超ギャンブル好き!
コルビー・シュルツは違法賭博で「野球に賭けていた」
しかもコルビー・シュルツは「野球に賭けていた」というのです。
MLBは八百長を防止するために、選手や球団関係者が野球に賭けることを禁止しています。
自分が関係する試合に賭けた場合・・・永久追放
自分以外のチームに賭けた場合・・・1年間の出場停止
コルビー・シュルツが現役の選手だった当時に賭けていたのか、引退してから賭けていたのかは、今のところわかっていません。
コルビー・シュルツは親友・フレッチャーが在籍当時「エンゼルスに賭けていた」
シュルツがエンゼルスに賭けていた当時、親友のフレッチャー内野手はエンゼルスの現役選手でした!
フレッチャーも水原一平と同じマシューボウヤーを胴元にして違法賭博をしていたことが明らかになっています・・・
フレッチャー内野手は「スポーツ賭博をしたが野球には賭けていない」と言っているそうですが、コルビー・シュルツがエンゼルスで賭けをしていたことを受けて、捜査当局&MLBの取り調べを受けることになるようです。
コルビー・シュルツのXアカウントは「ギャンブル関連」をフォローしまくっていた
コルビーシュルツのインスタグラムのアカウントは現在鍵がかかっていて見ることができなくなっていますが・・・
Xのアカウントは存在していました!
最近の投稿はほとんどありませんが、フォローしているアカウントを見ていくと・・・
「賭けの観点からプロスポーツと大学スポーツに関する情報を提供」
「アメリカでのギャンブルサイト登録リンク」
「8年連続黒字の予想屋」
「無料VIP予想屋がリークする」
「スポーツ賭博・VIP価格は以下のリンクから」
「最高のスポーツ賭博を最高の価格で提供21歳以上」
「スタンフォード数学・コンピューター科卒業・スポーツ賭博で100万ドル稼いだ男」
などなどなど・・・
書ききれないほどのギャンブル関連アカウントをフォローしていました!!
シュルツってば・・・
ずぶずぶやね・・・
これは「ギャンブルとは縁もゆかりもございません、潔白です」なんてことは通らないと思うのです。
いつコルビー・シュルツが「ボウヤーの顧客」から「ボウヤーの仕事仲間」になったのかは不明ですが、水原一平の違法賭博に「ブックメーカー3」として関係しているのは確かです。
コルビー・シュルツ「ブックメーカー3」の正体が明らかになったことで元エンゼルスのフレッチャー内野手はどうなるのか?
「水原一平ギャンブルスキャンダル」はまだまだ収束しそうもありません。