水原一平をはめたマシューボウヤーはマフィア?違法ブックメーカーの疑惑にまみれた経歴

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水原一平容疑者を借金まみれにしたのが違法ブックメーカーのマシュー・ボウヤー氏。

2021年に水原一平容疑者はマシュー・ボウヤーに出会い、わずか2年ほどの間に62億円もの借金を抱えることになってしまいました。

なぜマシュー・ボウヤーは水原一平容疑者にそれほどの大金を貸したのでしょうか・・・?

「マシュー・ボウヤー氏はマフィアなのか?」とも言われていますが、彼の正体は・・・?

マシューボウヤー氏の疑惑にみちた経歴を調査したところ・・・

自己破産

訴訟問題

不動産投資詐欺

カジノ出禁

ありゃりゃ・・・
疑惑のデパートってことね!

マシュー・ボウヤーの経歴がわかると「水原一平、なぜばれたのか?」も明確になりました!

長いのですが、ぜひ最後まで読んでください。

目次

水原一平をはめたマシュー・ボウヤーはマフィアなのか?

本名:Matthew Raymond Bowyer

年齢:59歳(2004年4月現在)

職業:会社経営・ブラジリアン柔術スタジオのオーナー・違法ブックメーカー

合法的な会社を設立していることからボウヤーは「マフィア」ではないと推測します。

アメリカにも日本の暴対法的な法律があり、反社会勢力とみなされた場合会社を設立することはできません。

マシューボウヤーがマフィアでないことは確実です。

日本でいうところの「暴力団の直接の構成員ではない」としたらわかりやすいかも?

「構成員ではないが何かしらの繋がりがある」といった感じだと思います。

マシューボウヤーの上層部をたどっていくとマフィアに繋がる?

画像引用元・パラマウントピクチャーズ

マシューボウヤーの上層部をたどれば「ゴッドファーザー」的な○○ファミリーのようなマフィアにたどり着くとされています。

捜査関係者は背後にいる大物までたどり着きたいと思っているはずですが、マシューボウヤーやその関係者たちは命の危険が伴いかねないので誰も証言しないと思います・・・

マフィアに繋がっているかも?マシューボウヤーに家族はいるのか?

マシューボウヤー

年齢:49歳

出身地:カリフォルニア州オレンジカウンティ

現住所:カリフォルニア州サンクレメンテ

家族:妻と子供4人(全員女の子・子供4人が全員ボウヤー氏と同居しているかは不明)

※離婚歴あり・別れた妻との間に3人の女の子がいるようです。

※現在はニコールボウヤーと再婚し、二人の間に女の子が1人います。

超絶美人な嫁に関してはこちらの記事をご覧ください。

マシューボウヤーがマフィアと繋がったのはギャンブルで自己破産した時?

Xより

マシュー・ボウヤー氏はカリフォルニアで害虫駆除会社Tapout Exterminatorsを経営していました。

2011年、その会社が倒産し自己破産。

その後、彼は商品トレーダーとなり、毎月5,400ドル(約82万円)の収入を得ていました。

しかし、ボウヤー氏には200万ドル(3億円!!)以上の負債があり、その中には3人に対する50万ドル(7500万円)以上の「個人的な借り入れ」も含まれていました。

ウラピヨ

ボウヤー氏もかつては
違法ブックメーカーのお客さんだったということでしょうか?
このころ、反社会勢力と繋がったのかな?

マシューボウヤーはギャンブル依存症だった!

ボウヤーVSカジノの金銭トラブル

画像引用元・ラスベガス大全

自己破産に追い込まれたとき、ボウヤー氏はラスベガスのカジノと数年にわたって係争をつづけている真っ最中でした。

ボウヤー氏は、コスモポリタンとアリアという2つのカジノに対して訴えを起こして勝利すれば彼の負債はきれいに清算されると踏んでいました。

しかし、逆にアリアがボウヤー氏をを訴え、不渡り小切手の疑いで$250,000を要求したのです。

※この訴訟は却下されています。

水原一平同様ボウヤー氏もギャンブル依存症?

破産後もボウヤー氏はカジノで大金を賭け続けていたということが裁判記録に残っています。

ボウヤー氏もギャンブル依存症だったのかもしれません・・・

2015年、彼はコネチカット州のフォックスウッズリゾートカジノに借金を申し込みギャンブルのための資金120万ドル(1億8000万円!!)を融資されました。

画像引用元・カジノパレード

しかもそのお金を返していないんだって!
ボウヤーったら、踏み倒してるのよ・・・

当然カジノ側はマシュー・ボウヤーを訴えました。

2023年になってもカジノ側は120万ドルを回収しようとしており、オレンジ郡の上級裁判所で係争は続いています。

マシューボウヤーはマフィアと繋がりが?不動産投資詐欺にも関与していた

フェイスブックより

ボウヤー氏はカリブ海のベリーズを舞台とした「大規模な海外不動産投資詐欺」に関わっていたとして告発されています。

裁判でボウヤー氏はベリーズの詐欺疑惑の背後にある企業とは「投資、金融、その他のいかなる関係もない」と主張する宣誓供述書を提出しました。

連邦判事は、ボウヤー氏の宣誓供述書は “信頼性に疑問がある “と判断したのですが、記録によれば、民事上の被告にはなっていなかったため起訴もされていないそうです。

マシュー・ボウヤーの現在の仕事はマフィアと関係ある?

マシューボウヤーは柔術スタジオのオーナー

ボウヤー氏が経営するブラジリアン柔術のスタジオ・グーグルマップより

2019年、彼はラスベガスにPicks Enterprises, LLCという会社を設立しました。

現在はカリフォルニアにも支社があります。

この会社の登記情報は確認できましたが、HPなどないため業務内容はわかりませんでした。

また、RYSKというブラジリアン柔術のスタジオもオープンさせています。

ボウヤー氏もブラジリアン柔術をしており、「趣味が高じて」スタジオを作ったのではないと思われます。

子供から大人まで通う「町の道場」といった感じです。

そこにはマフィアの影など一切なく、健全な柔術スタジオのように見受けられます。

マシューボウヤーはブラジリアン柔術の大会に参加していた

インスタグラムより

マシュー・ボウヤーは昨年ブラジリアン柔術の大会に出場しています。

ちなみにボウヤー氏の出場クラスは「マスター4・男性・スーパーヘビー」

マシュー・ボウヤーは白帯です。

詳しくはこちらをご覧ください↓

マシューボウヤーは大物マフィアと繋がってる?いつから違法賭博の胴元に?

マシューボウヤーはいつ違法賭博の胴元になった?

画像引用元・JohnnyBet

ボウヤー氏がいつから違法ブックメーカーとして活動しているのかは定かではありません。

しかし2019年にオフショアのノミ屋(違法賭博の総元締め・大物マフィアとも関係している?)が、「Yahtzee」というボードゲームの箱に入れた10万8000ドル(1600万円)をボウヤー氏の自宅に送っているのをフロリダの保安官代理が目撃しました。

画像引用元・アマゾン

このオフショアのノミ屋は、彼のウエブサイトに顧客を誘導してくれた仲間のノミ屋たちに対して利益分配をしていたのです。

ボウヤー氏の名前はリストに上がっていましたが、裁判記録には残っていません。

マシューボウヤーは「違法賭博の胴元」がバレて複数のカジノから出禁をくらっていた!

ラスベガスではマシュー・ボウヤーは「ハイリミット(高額チップを賭ける)バカラプレイヤー」として有名でした。

しかし、彼が違法賭博の元締めをしているという噂が流れたため、マシュー・ボウヤーは複数のカジノに出入り禁止となってしまいます。

カジノはマネーロンダリングを防止するために、違法な資金を使って賭けをしている人を告発する義務があるのだそうです

合法ブックメーカーと違法ブックメーカーの違い

画像引用元・Geco

2018年からアメリカでは企業が主導する合法的な賭け事=ブックメイクが広まりました。

賭博の元締めとなる胴元を「ブックメーカー」と呼びます。

ボウヤー氏が違法ブックメーカーとして台頭してきたのもこの時期と重なるそうです。

合法的なブックメーカー=賭けをするときにお金を支払う、もしくは事前にチャージする

違法なブックメーカー=後払い、個別に掛け金を回収、貸付・・・など顧客の希望に合わせた柔軟に対応

マフィアとつながりがあるかもしれないマシューボウヤーと水原一平の関係は?

マシューボウヤーはなぜ水原一平をギャンブル沼に沈めた?

2021年、マシュー・ボウヤーと出会った頃の水原一平容疑者の収入は「6桁に乗っていなかった」と、マシューボウヤーが弁護士に話していたことから10万ドル(1500万円)以下だったことがわかります。

マシュー・ボウヤーの弁護士に取材した記者が「水原一平さんの収入に見合わない巨額のお金をなぜ貸したのか?」を聞いたところボウヤー氏の弁護士は

“Because he was his best friend,” 
「なぜなら彼(水原一平)が大谷選手の親友だから」

と答えています。

マシューボウヤーは「大谷マネー」を狙っていた?

画像引用元・ハフポスト

合法ブックメーカーでは現金の持ち合わせがない人は賭けをすることができません。

違法ブックメーカーのボウヤー氏は、水原一平さんが大谷翔平さんの通訳&親友であることを承知の上で、限度なく湯水のようにギャンブルの資金を提供していたのです。

最初から水原一平さんのそばにいる大谷翔平選手のお金を狙っていたということですね。

現在、アメリカでは38州でブックメーカーによるギャンブルが合法となっていますが、水原一平さんが暮らしていたカリフォルニアでは合法とされていません。

「カリフォルニアでは合法だろうが違法だろうがブックメーカーで賭け事をしたらアウト!」

※合法な州でもボウヤー氏が運営しているような違法ブックメーカーでの賭けはアウトです。

水原一平とマシューボウヤーの関係はなぜばれた?

2023年10月にマシューボウヤーが家宅捜索に入られた

2022年にラスベガスの大物のノミ屋が「違法なブックメイキング(ノミ行為)」で有罪となりました。

有罪判決を受けた大物ノミ屋とマシュー・ボウヤーは面識があったため捜査当局の目がボウヤー氏に向けられることとなったのです。

そして2023年10月、捜査当局は “ギャンブルの負債、支払請求、顧客リスト、賭け金台帳、住所録に関する資料 “を求める捜索令状を執行しました

ボウヤー氏の自宅から押収されたパソコンやスマートフォンから顧客情報やメール履歴、口座情報などが明らかになりました。

2023年9月と10月に「大谷翔平」名義で50万ドル(7500万円)が2回

合計100万ドル(1億5000万円)が振り込まれていることが発覚

この一連の捜査で、今回の水原一平さんの違法賭博行為がバレたのです。

マシューボウヤーと一平の関係がバレるまでの経緯

  1. ラスベガスの大物のノミ屋が捕まる
  2. 逮捕されたノミ屋とボウヤー氏は面識があった
  3. 以前からボウヤー氏は違法ブックメーカーだという噂されていた
  4. ボウヤー氏に捜査が入る
  5. 押収品から大谷翔平名義の入金履歴を発見
  6. 大谷翔平ではなく通訳の水原一平が顧客だったことが判明

水原一平が「大谷翔平」名義の口座からマシューボウヤーに振り込んだ総額は合計1600万ドル(約25億円)でした

2024年3月26日(アメリカでは3月25日)大谷選手が会見を行い、水原一平さんのギャンブルに関することを知ったのは3月20日の韓国での初戦の試合後だったことを明言しました。

また、銀行からお金が無くなっていることも全く知らなかったと・・・

4月13日、水原容疑者は銀行詐欺罪で訴追されました。

その訴状に記載されていた、水原一平容疑者と胴元であるマシュー・ボウヤーとの間で交わされたとんでもないメールの内容からお金の流れも明らかになりました。

こちらの記事に詳細記載しております↓

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