マシューボウヤー氏=違法賭博胴元にフレッチャーはなぜ水原一平を紹介した?

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水原一平被告(39歳・2024年5月22日現在)が違法賭博にどっぷりはまり、博打の借金の穴埋めを大谷翔平選手の銀行口座から勝手に送金していた巨額窃盗事件。

水原一平ギャンブル問題に絡み、元エンゼルスのフレッチャー内野手(29歳・2024年5月22日現在)がMLBの調査を受けています。

フレッチャー内野手も水原一平被告と同じ違法ブックメーカー・マシューボウヤー氏を胴元にして違法賭博をしていたことが発覚したのです!

水原一平被告をマシューボウヤー氏に最初に紹介したのがフレッチャー内野手だったのでは?という疑惑が噴出、アメリカでも大きな話題となっています。

なぜフレッチャー内野手は水原一平被告を違法ブックメーカーのマシューボウヤー氏に紹介したのでしょうか?

目次

フレッチャーは違法賭博胴元マシューボウヤーの顧客だった

フレッチャーはマシューボウヤーの顧客ではないと嘘をついていた

水原一平被告の違法賭博問題が発覚した時(2024年3月)にフレッチャー内野手は

一平とボウヤーが出会ったときに同席していた
自分の知人がボウヤーを連れてきた
一度ゴルフをしたことがある

違法ブックメーカーということは知っていた

と話していました。

ところが、水原一平被告をめぐる一連の捜査の中で、フレッチャー自身もマシューボウヤーを胴元=元締めとする違法ブックメーカーで賭けをしていたことが発覚したのです。

フレッチャーは違法ブックメーカーで賭博をしていたことを認めた

水原一平被告の捜査が進みフレッチャー内野手の関与が明るみになると、

マシューボウヤーが胴元をしている違法ブックメーカーでスポーツ賭博をしたことがある
しかし野球にはかけていない

とフレッチャー内野手は3月の発言を180度ぐるんと翻したのです。

3月の時点でフレッチャーは嘘をついていたことになるのよね

このことから、すでにマシューボウヤー氏の違法ブックメーカーの顧客だったフレッチャー内野手が、水原一平被告とマシューボウヤー氏を引き合わせた疑惑が沸き上がってきました。

なぜフレッチャー内野手は「違法賭博の胴元」だと知っていたのに、水原一平被告をマシューボウヤー氏に紹介したのでしょうか?

ボウヤーのような違法賭博胴元ブックメーカーの大切な仕事はこの2つ「顧客獲得」&「賭け続けさせること」

違法賭博・ブックメーカーが顧客を獲得する方法

違法賭博のブックメーカーにとって大事なことはこの2つ「顧客の獲得」&「顧客にギャンブルを辞めさせないこと

アメリカのメディアに「匿名を条件に」インタビューに応じた現役のブックメーカーの話では顧客を獲得するための手段は「紹介制」なのだそうです。

ESPNが取材した「匿名条件の現役ブックメーカー」がそのシステムを話していました。

違法ブックメーカーは「顧客獲得」をエージェントやサブブックメーカーに依頼している。

エージェントには顧客の価値に応じて、賭け分の10%から50%が手数料としてリターンされるシステムになっている

ESPN

マシューボウヤーにお客さん紹介したら「紹介した顧客が賭けに使った金額」によって、ずっと手数料が入るシステムってことなのよ!!

水原一平被告を違法ブックメーカーのマシューボウヤー氏に紹介した人物は「かなりおいしい」思いをしたに違いありません。

違法賭博のブックメーカー・顧客にギャンブルを続けさせる「サポート体制」

ロサンゼルスのIRS(アメリカの国税庁)の特別捜査官は

彼らの仕事は顧客にプレーをし続けてもらうこと

なのだと言います。

負けが込んでいる顧客に対して、勧誘したエージェントやサブブックメーカーたちは

大丈夫だよ、次こそ勝てばいいんんだよ、と言い続けてギャンブルを辞めさせないようにする

ギャンブルで負け続けている顧客に寄り添い(?)声をかけて励まして、ギャンブルを続けさせる「サポート体制」がしっかりしてるということですね・・・

一平の場合は「ブックメーカー2」「ブックメーカー3=コルビー・シュルツ」などがその役割を果たしていたのかな?

合法的な賭博と誓って、手元に現金がなくても「信用取引」でギャンブルを続けることができる違法ブックメーカーは「現金がなくなったからおしまい!」ということにはならないのです。

そのため、とんでもない金額の負債を抱え込んでしまうことになるのです。

違法ブックメーカーは顧客の資産状況、動産、不動産、家族や親せきなどの経済状態までも把握しており、「いくらまでなら引っ張れるのか?」を見極めながらギャンブル資金を提供し続けます。

水原一平被告の場合は大谷翔平選手の銀行口座という「無限ATM状態のお財布」があったため、違法ブックメーカーの胴元=元締めのマシューボウヤー氏から湯水のようにギャンブル資金が提供されていました。

フレッチャーがマシューボウヤーの違法賭博サイトに水原一平を紹介した理由は?

フレッチャー内野手はマシューボウヤー氏が違法賭博の胴元「違法ブックメーカー」だということを知っていました。

それを知ったうえで、マシューボウヤー氏を水原一平に紹介していたのです。

どうしてフレッチャー内野手は水原一平被告にボウヤー氏を引き合わせたのでしょうか・・・

ボウヤー氏に水原一平を紹介した理由①一平がギャンブル好きだったから?

水原一平被告がギャンブル好きだったことは、よく一緒にポーカーをしていたフレッチャー内野手は知っていたと思われます。

違法なブックメーカーで賭けをする前は、水原一平被告は「合法なブックメーカー」でスポーツ賭博をしていました。

(カリフォルニアではスポーツ賭博自体が違法ですので、この行為もアウトなのですが・・・)

すでにマシューボウヤーを元締めとする違法ブックメーカーでスポーツ賭博をしていたフレッチャー内野手が、水原一平被告に「手元に現金がなくても遊べるブックメーカー」として紹介した可能性が考えられます。

ただし、この場合はわざわざ「偶然を装って」マシューボウヤー氏の自宅から100キロ以上も離れたサンディエゴのホテルで会う必要はなく、地元のロサンゼルスで紹介すればいいはずだし・・・

そのため、「一平がギャンブル好きなのでボウヤー氏を紹介してあげよう」というのはちょっと無理があるのかな・・・と思いました。

ボウヤー氏に水原一平を紹介した理由②親友コルビーシュルツの「ノルマ達成」のため?

水原一平被告の訴状にでてくる「ブックメーカー3」というのがフレッチャー内野手の親友で元MLBマイナーリーグの野球選手だったコルビー・シュルツということが判明しています

ブックメーカーとしてマシューボウヤーの部下として仕事をしていたコルビー・シュルツ氏に、「顧客獲得」や「目標金額」などのノルマがあったとしたらどうでしょうか・・・

そのノルマを達成するために親友のフレッチャー内野手に「誰かギャンブルに興味があって顧客になる人を紹介して」と頼んでいたとします。

親友のブックメーカーとしての「ノルマ達成」のために、フレッチャー内野手が水原一平被告を紹介した可能性も考えられるのかなと思いました。

ボウヤー氏に水原一平を紹介した理由④水原一平を紹介したことで手に入る手数料目当て?

先ほどご紹介した「現役違法ブックメーカー」の話でわかったことを復習すると・・・

・違法ブックメーカーには「紹介手数料」がある

・顧客の使う金額に応じてキックバックされる

キックバックの金額は10%~50%(顧客の利用金額や状況による)

フレッチャー内野手が「水原一平の紹介者」になっていたとするならば、めっちゃエグイ大金を手に入れていた可能性があるということなのです!

水原一平が違法賭博で使った金額=負け総額と言うことになると思うのですが・・・(ギャンブルに詳しくないので考え方が間違っているかもしれません、間違っていたら教えてください)

水原一平被告の負け総額は日本円にして約280億円!

最低割合10%のキックバックだったとしても、28億円が「紹介者」に支払われていたことになるのです。

これはあくまでも仮定の話なのですが、もしも、フレッチャー内野手が「一平の紹介者」としてこのお金を受け取っていたならば・・・

大谷翔平選手の親友と言われていただけに、ちょっと恐ろしくなってしまいます。

ボウヤー氏に水原一平を紹介した理由④フレッチャーの借金帳消しのカタ?

フレッチャー内野手はマシューボウヤーが胴元=元締めをしている違法ブックメーカーで、スポーツ賭博をしていました。

もし、フレッチャ内野手が水原一平被告のように賭博で莫大な借金を抱えていたらどうでしょうか・・・

支払いのあてもなくなったフレッチャー内野手に「借金をチャラにしてやるから上客を紹介しろ」と言ったならば・・・?

親友のコルビーシュルツと違法ブックメーカーのマシューボウヤー氏と結託して、自分の借金帳消しのために水原一平被告をい違法賭博に引きずり込んだ・・・という筋書きも成り立つのではないかと思いました。

ボウヤー氏に水原一平を紹介した理由⑤フレッチャーは脅されていた?

フレッチャー内野手に違法賭博の借金がなかったとしても、「違法ブックメーカーを利用したスポーツ賭博」はMLBで禁止されています。

野球に賭けていなかったとしても、良くて罰金、悪くすると出場停止処分井なる可能性もあります。

そのためマシューボウヤー氏に「球団にバラされてもいいのか、バラされたくなければ誰か顧客を紹介しろ」と言われた可能性もあるかもしれないと思いました。

フレッチャーは違法賭博のブックメーカー・ボウヤーに水原一平を「売った」のか?

違法ブックメーカーーのマッシューボウヤー氏の顧客は600人もいたそうです。

これは水原一平被告の訴状でも明らかになっています。

「ブックメーカー3」だということがわかったコルビーシュルツ氏も、元はマシューボウヤー氏の違法ブックメーカーの顧客でした。

それを考えると、借金で首が回らなくなった顧客が自分の友人や知人をを紹介したとしても何の不思議もありません。

大谷翔平選手と同じ年齢で、エンゼルス時代に「一番の仲良し」と言われ日本でもファンが多かったフレッチャー内野手。

水原一平&フレッチャー&コルビーシュルツ&マシューボウヤー、この4人は一体どのような利害関係でつながっていたのでしょうか?

これからフレッチャー内野手の本格的な調査が進むことと思いますが、3月の時のように嘘をつかないで、真実を明らかにしてもらいたいと思いました。

これ以上大谷翔平選手に迷惑が掛からないようにしてほしいものです・・・

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