大谷翔平選手の銀行口座から1700万ドル(26億6000万円)近くの大金を盗んでいた元通訳の水原一平容疑者(39歳・2024年5月現在)。
銀行詐欺罪と税金の未申告の容疑で訴追されていました。
本日(アメリカ時間2024年5月14日)にロサンゼルスの連邦裁判所での罪状認否で「無罪」を主張しました。
「え~、なんで!?一平、マジで人でなし!」と思った人も多いことかと思います。
でも大丈夫、安心してください!
これは手続き上、必要なことなのだとか・・・
水原一平容疑者は、後日、有罪を認める予定です。
【画像】水原一平が連邦裁判所に出廷した
水原一平はこそこそせずに正面から出廷した
ロサンゼルスの連邦裁判所に出廷した水原一平容疑者。
日本時間の午前3時過ぎ(現地時間午前11時過ぎ)、前回と違い正面入り口から堂々と入廷しました。
60人を超えるアメリカ&日本のマスコミが殺到!
一般人のヤジ馬もいたようで、裁判所前はプチパニック状態でした。
水原容疑者は正面を見据えていましたが、目力はなくうつろな表情・・・
水原容疑者は一言もしゃべらず・・・だったそうです。
水原一平の出廷時の服装・髪型は・・・?
水原一平容疑者の服装は・・・
黒っぽいダークスーツに白いシャツ。
ネクタイ無しでボタンを2つ外してました。
少しやつれたような感じも・・・
横顔のあごのラインは前よりもシャープになっていました。
髪はぼさぼさな感じで「え?まさかカツラ?」と思ったのです。
カツラじゃないのでしょうが、「載せてる?」と思うほど、襟足の髪が浮いてました。
【法廷画】水原一平・裁判所の法廷内は異例の「傍聴禁止」になった
マスコミシャットアウトだったので法廷内の様子は法廷画でしかわからない
開廷前に、裁判長の意向で法廷内にマスコミなど一切入れないようになったそうです。
通常、アメリカの裁判はメディアも一般市民も傍聴可能です。
これにはアメリカのメディアも猛抗議したらしいのですが受け入れられず、裁判所の水原一平の罪状認否が行われている隣の部屋で音声のみ聞くことになったそうです。
法廷内の様子は法廷画家が描いた絵でしかうかがい知ることはできません。
前回の裁判で話題をさらった「鉄の足かせ」は今回は付けられていなかったようです。
水原一平「無罪主張」裁判所退廷後のコメントは?
水原容疑者の罪状認否はたった約5分で終了したらしい・・・
水原被告はすでに司法取引に応じて罪を認めています。
しかし、本日(アメリカ時間5月14日)の法廷で水原一平容疑者は「ノット・ギルティー(Not Guilty)」=無罪を主張しました。
60人以上押し寄せたというアメリカ&日本のマスコミを前に終始無言だった水原一平容疑者。
【画像」裁判所を後にする水原一平「無罪なわけないじゃない!」
検察当局によると、水原一平容疑者は違法なスポーツ賭博に手を出し、多額の借金を抱えてしまいました。
水原一平容疑者は、ギャンブルで負けた借金の穴埋めのために大谷選手の銀行口座から1700万ドル(日本円にして26億6000万円)を盗み胴元のマシューボウヤーに送金していました。
なんで無罪なの?
違法賭博と借金返済に関する水原一平容疑者と胴元・マシューボウヤーとの間でやりとりされたメッセージの内容はこちらに詳細をまとめています↓
水原一平は裁判所で「無罪」と言ったが「無罪じゃない」
水原一平容疑者は、銀行に電話をかけ大谷翔平選手になりすまし銀行関係者を騙していました!
その回数・・・なんと24回!
大谷翔平選手からの家族同然の信頼を得ていたからこそ知りえた個人情報を悪用し、まんまと銀行の担当者をだますことに成功。
水原一平容疑者は、大谷翔平選手の口座のお金を我が物顔で使いまくっていたのです。
「翔平の金は俺のもの、俺の金は俺のもの」って感じで。
水原一平容疑者が「無罪なわけない」理由は・・・
①水原一平容疑者が大谷翔平選手の口座から盗み続けたお金は1700万ドルに!(日本円で26億6000万円)
②水原一平容疑者は銀行詐欺罪で訴追されており、その後の調査で所得税の未申告も発覚。
③歯の治療費930万円をだまし取っていた
④税金申告のさいに控除額が有利になるように「独身」として税務申告をしていたことも発覚。
(検察はその数日後に発表しました)
・・・ということは自分で罪を認めているのです。
今回の裁判所での罪状認否で一平はハッキリと「無罪」って言ったよね?
なのに「無罪でない」ことを本人が認めてる?
どういうこと???
【動画】水原一平はなぜ裁判所で「無罪を主張」した?
大谷翔平選手の元通訳、水原一平と弁護士が水原の罪状認否の審問を終えて、LAの連邦裁判所の外にいる様子。水原は本日、法廷手続きの一環として「無罪」を主張したが、弁護士は水原が有罪を主張することを裁判官に伝えた。
今日(アメリカ時間5月14日)の公判は治安判事の下で行われました。
法定刑の上限が禁錮1年以上の「重罪」について、治安判事には有罪答弁を取り扱う権限がないのだそうです。
そのため、水原被告は有罪答弁を避けて「形式上の無罪」を主張したのです。
水原容疑者は後日、有罪を認める見込みとのことです